最近は室内の木質仕上げが増え、その柔らかい風合いや自然素材の持つ豊かな表情を好む方も多いと思います。
「十余二の家」でも床のフローリングはもちろん、天井においてもLDKでは下垂木を見せ、寝室では天井に化粧合板を採用し、
木質感を楽しめる内装を計画しています。
今回はその天井用のラワン合板を選びに新木場にある木材の仕入・販売業の「プライ&ウッド」さんに行って参りました。
ラワン合板は安価でありながらも広い面で流れるような木目を味わい、経年による色の変化もまた楽しめる材料です。
ただ、材料のバラツキが大きく木目や色味はピンキリ。
納品前に倉庫でしっかりと材料を選ぶことで、素敵な内装仕上げ材として使えるものと出会えます。
合板が山積みになっている中からほんの十数枚を選ぶ作業ですが、妥協することなく、またプライ&ウッドさんの大いなる協力も得て
納得のいく選定をさせて頂けました。ありがとうございます。