所 在 地 :千葉県長生郡一宮町
竣 工 年 :2022年11月
用 途 :住宅等(民泊)
延べ 面積:163.13㎡
建築 面積:105.58㎡
構造/階数:木造2階建
構造 設計:深澤 大樹 氏
施 工:有限会社高師工務店
竣工 写真:中村 絵
千葉外房九十九里海岸、一宮町東浪見での民泊施設の計画です。
海岸に近い200坪ほどの敷地に大小二つの貸室ユニットと共用スペースを一体的に計画するというもの。
建物は東西に長い敷地の北側に寄せ、南側にはゆったりした外部共用空間を確保することで居住者同士の交流を促すことも意識しています。
貸室は、玄関部分にはサーフボードの取り回しが可能な吹き抜けの土間を設け、リビングも吹抜け空間とするなど、面積以上の広がりを持つプランとしています。それぞれにリモート対応のワークスペースを用意しているのも特徴。
ペット同伴の宿泊を可能としており、外部にはドッグランとして利用できる芝生スペースやBBQスペースも設けています。
週末住宅の需要が高まり、周辺には収益性を重視した高密度のアパートが近年林立している状況ですが、ここではゆとりと魅力ある施設とすることで地域のポテンシャルを上げ周辺環境を向上させるような計画を行いました。
建築設計ユニットKtM:神成建築計画事務所とMiu建築工房の協働